広告掲載のポイント
広告の掲載について、基本的に登録サイト内であれば【掲載場所】【掲載数】に限定はありません。そのため、広告のみで構成したサイト・ページを作成することも可能です。
ただし、多くの場合、ただ闇雲に広告を掲載しても成果が挙がる事はありません。
そのため、このページでは、広告を掲載し成果を挙げるための押さえておくべきポイントを紹介します。広告掲載における適合性とは、その広告がサイト利用者の情報ニーズに合致することを言います。
例えば、下のような広告を掲載する場合、どのようなサイトが相応しいでしょうか。
この広告は【電脳卸】から仕入れてきたカー用品の【マフラーカッター】の商品広告です。もちろん、この広告をどんなテーマのサイトに貼っても問題はありません。ですが、より成果が挙がる可能性が高いのは【車関連】のサイトでしょう。
同様に、【車関連】のサイトであれば、○中古車販売
○自動車保険○カー用品
などの広告も有効だと思われます。つまり、【適合性】を考えると言うことは、自分のサイトに訪れる人がどんな事に興味があるかを分析することです。
そして、それに沿った広告を貼った方がより有効であるということが言えます。 広告の内容とは、つまり、その広告主の提供している商品・サービスのことです。広告の適合性とも関わってきますが、例えば、比較的、成功報酬の高い広告主として、【金融関係】【アダルト関係】があります。
この二つのジャンルは、けっこう需要は高いと思います。しかし、社会的に敬遠されがちなのも事実です。どちらのジャンルに属する広告主も、商売ですのでなんら非難されるいわれはありませんが、ただ、サイトとの親和性は低めであると言わざるを得ません。
もちろん、アダルトサイトであれば、【アダルト関係】の広告を貼っていても問題ありません。【金融関係】の広告も同様に、金融関係の情報を取り扱っているサイトであれば一向に構いません。
しかし、それ以外のサイトでは浮いてしまう可能性が高いです。 ましてや、この二つのジャンルの広告は、画像・テキスト共に一見して、そのジャンルであると判り易いモノであることが多いです。そのため、その広告を目にした利用者に、さもそのサイト全てが、そのジャンルに関係のあるサイトであるかの印象を与えかねません。
単純に成功報酬の高さに釣られるのではなく、きちんと広告の内容を考えて掲載しましょう。注)【金融関係】【アダルト関係】の広告を掲載するな、という意味ではありません。ジャンルを選ぼうと言うことです。他意はありません。
先に述べましたように、基本的に一つのページにいくつの広告を掲載するかの規定はありません。ですが、サイト自体に内容がなく、ただ広告のみを大量に掲載しても成果は望めません。
また、バナー広告(画像広告)はデータが大きめな為、ページの読み込みが遅くなります。当然、【ただ広告を貼ってあるだけのサイト】であると利用者が判断すれば、もう二度とそのサイトを訪れることはないでしょう。
では、どの程度の広告の数が望ましいのでしょう。もちろん、一概にいくつの広告掲載数が良いとは言えませんが、およそ、画像バナーですと一つのページに1〜2つ程度に抑えた方が広告があまりでしゃばり過ぎないと思います。テキスト広告も、ページとの調和を図りながら、やはり出来るだけ数を抑えた方が無難です。
アフィリエイトを始めてすぐの頃は、とりあえずといった感じであれこれと色々な広告を掲載してみたくなりますが、効果は薄めです。(実体験)これぞ!と思う広告に絞った方が、ページもスッキリしますし、利用者に不快感を与えません。
利用者は、広告を見に来ているわけではありません。自分のサイトの内容量に見合う程度の広告の量にしましょう。 バナー広告(画像広告)とテキスト広告には、それぞれ一長一短がありますが、どちらの広告を掲載する方が良いのでしょうか。バナー広告(画像広告)のクリック率は、およそ0.4〜0.5%程度といわれています。
実際に、私の運営しているサイト掲載しているクリック保証型広告のクリック率は、0.4%前後です。もちろん、サイトの規模や訪問者数によって多少は増減するとは思いますが、多くても1%には満たないものと思います。
テキスト広告のクリック率は、一般的な数字は不明ですが、およそ1%以上はあるといわれており、単純にクリック率で比較して、テキスト広告の方が有効であるといえます。そのため、広告を掲載する際には、テキスト広告の量は多め。バナー広告は控えめ。が良いと思います。
テキスト広告を薦めるもう一つの理由としましては、ページとの融合性の高さにあります。 例えば、次のようなブログ(日記)を考えてみてください。(例文)嫌な時期が来た。そう、花粉症の季節だ。私は昨年から風神さんの花粉総合ドリンクを飲んでいるが、効き目はまずまずといった感じ。でもマスクはやはり手放せない。
このように、テキスト広告であれば、とても自然に文章の一部として登場させることも可能です。もちろん、文章の一部でなくても、融合性は高いです。
ただし、ではバナー広告は貼らない方が良いか?と言えば、そうとも言い切れません。サイトのデザインや内容とマッチした広告であれば、バナー広告も有効な広告です。
例えば、下のバナー広告の様に小さいサイズのものであれば、大抵のサイトとマッチすると思います。 このように、バナー広告も色々なサイズやデザインがありますので、サイトの融合性を高めることは可能です。うまく、デザインを考えて、調和の取れたサイト作りが必要です。
クリック率とは、自分のサイトで掲載中の広告がクリックされた回数を、その広告が表示された回数で割ったものです。
成約率とは、自分のサイトで掲載中の広告がクリックされた回数に対して、どの位成約(商品・サービスの購入など)があったか表しています。
クリック保証型広告の場合、【1クリック=○円】と計算されますので、クリック率の高さが重要になります。逆に成果報酬型広告の場合はクリック率もさることながら、成約率がより重要になってきます。
そのため、クリック保証型広告であれば、単純にクリック率を上げる為の努力(目立つ所に広告を貼る、興味を引くような文言〈テキスト〉を考える)をすれば良いといえます。しかし、成果報酬型広告では、単純にクリック率を上げても成約に結びつかなくては意味がありません。そのため、成果報酬型広告では、成約率を上げるための工夫が必要となります。
もちろん、成約率を上げるのは、けっして簡単に出来るわけではありません。
ですが、成約率を上げるのに必要なのは、広告をクリックした人の期待に応えることであると思います。 例えば、クリック率を上げるためには、下のような文言で訪問者の興味を引きます。興味を引きそうなテキスト例1⇒簡単に稼げます!
興味を引きそうなテキスト例2⇒パンダは売れません。
あまり良い例文ではないかもしれませんが、これに興味を持った人がクリックした場合、電脳卸を訪問することになります。もちろん、結果的に電脳卸(広告の行き先)でアフィリエイトに参加する方もあるかもしれません。 ですが、広告をクリックした人の期待に応えるという点ではどうでしょう?次に同じく電脳卸へのリンクで、広告をクリックした人の期待に応えるという点を重視した広告の貼り方を考えてみます。
広告をクリックした人の期待に応える広告の貼り方例⇒
アフィリエイトとは、自分のHPに、バナ−広告やテキスト広告を貼り付け、その広告経由で、購入が確定した場合、その売上に対して、報酬を受け取れる仕組みです。アフィリエイトプログラム例⇒【電脳卸】
上の例の様に、単純に興味を引く広告貼るのではなく、宣伝文句や広告の詳細をプラスすることで、クリックする人に「この広告は○○の広告です。」という事を事前に伝えることにより、クリックする人の期待を裏切らずにすみます。
このようにして、広告に宣伝文句や広告の詳細をプラスすることは、広告をクリックした人の期待を裏切らない事と同時に、よりクリックする人の興味を引く効果もあります。他にも成約率を上げる方法はあると思います。しかし、その方法は、自分自身で試行錯誤して見つけるしかありません。